こんにちは。手作りせっけん専門店 Natural 蒼 のツクツクです。
にほんブログ村のランキングに参加しています。ぽちっと応援クリックありがとうございます。
------------
@be_oneself_hiro さんとのzoom講座が7/14金曜日となりましたので、テキストをパソコンで作成しました。10年前に作っていた資料を再構成しました。
きちんとした文章にするのが難しいのでイラスト満載のテキストです。化学は苦手という方が多いと思いますが、もしかしたら、私のような化学が苦手な者が話す方が、聞きやすいかもしれないですよ。
当日ご受講の方には、@be_oneself_hiro さんのテキストと合わせて速達でお送りします。
当日のzoom講座を当日ご受講いただけなくても、アーカイブ配信は7月いっぱいご覧いただける予定です。でもテキストをメール便でお送りする都合上、お早めにお申込をお願いいたします。
法人化してから、正しい情報を広くきちんと伝えたいという思いが強くなりました。
少し検索してみると、石鹸についての間違った情報が多く目につきます。例えば、
「石鹸はアニオン界面活性剤に分類される。洗浄力も高く、泡立ちも良い。両性・非イオンに比べて皮膚への刺激リスクは高いので洗顔にはおすすめしない」
↑
確かに石鹸はアニオン界面活性剤で洗浄力は高いですが、石鹸と合成洗剤は全く違うものですので、皮膚への刺激リスクに関しては合成洗剤と同じ土俵に入れる事が間違いです。
洗い流してしまえば洗浄力がなくなるところが石鹸の素晴らしいところです。そのため肌にも環境にもとてもやさしいです。
石鹸と合成洗剤の違いを見分けるのが難しいですね。石鹸の原料は天然油脂か脂肪酸です。成分名に石鹸や脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムと書かれていないものは合成洗剤(または環境にやさしいアルカリ洗剤など)と考えられます。しかし商品名に石鹸やソープと書いてあっても石鹸じゃないものも多いです😭
また、市販のリンスは陽イオン界面活性剤で、髪の表面に洗剤で膜を作るのでサラサラに感じます。首や背中にニキビが出るとしたらおそらくそれが原因でしょうし、頭皮にも同様に影響を与えると容易に考えられるのではないでしょうか。
「弱酸性の洗剤が肌にやさしい」というのも、石鹸については当てはまりません。石鹸は弱アルカリ性の時にだけ洗浄力を発揮するから。薄まれば中性になり洗浄力がなくなる、だからこそ肌に優しいのです。
石鹸こそ洗顔に使うべき肌にやさしい洗浄剤です。中でもコールドプロセス製法の石鹸は洗顔に大変おすすめです。それは使ってみれば実感できること。石鹸こそがシンプルで豊かで贅沢な洗浄剤であること、根本的なことに多くの方に気付いてほしいです。
石鹸か合成洗剤かわかりにくいものが多いです。もしわかりづらいことがあればお問い合わせくだされば、できるだけお返事したいと思っています。
以下、石鹸百科さんのウェブサイトから引用させてください。
「これだけは知っておきたい石鹸の特性
石鹸は界面活性作用を失いやすい
石鹸にはほかの界面活性剤と大きく違う特性がいくつかあります。それらに共通するのは「ある条件を与えると界面活性作用(油脂と水を混ぜ合わせる力)が簡単に失われる」ということ。
界面活性作用が失われやすいのは「特性」というより「欠点」では? そんな疑問も湧いてきそうです。しかし、人体や環境のことを考えたとき、この「欠点」は大きな美点となります。
皮脂を取り過ぎない
たとえば、身体を洗うとき。石鹸は水でさっと流せばもうそれ以上皮脂を取ることがありません。肌が荒れているときに皮膚科医が石鹸を勧める理由のひとつがこれです。
環境に悪影響を与えにくい
また、使ったあと排水として放出されてもすぐに洗浄力を失いますから、浄化槽のバクテリアや水生生物に界面活性作用を及ぼす心配がないのです。」
.
----------------
.
【手作りの中和法の可能性 ~脂肪酸のプロフィールと、石鹸メーカーの石鹸製造法~】
7月いっぱいアーカイブ配信受講お申込いただけます。
zoom講座: 2023年7月14日(金)10時~12時
.
-----------------
.
【化粧品製造業・製造販売業許可取得支援講座】
7月度は
7月24日(月)9:00〜12:30に決定しました。
.
.
講座の詳細、お申込は tsukutsuku.com またはプロフィールのリンクから
.
.
#soapmaking #handmade #handmadesoap #石けん作り #石けん教室 #石けん #せっけん #石鹸 #ソープカッター #石けん型 #ソープモールド #coldprocesssoap #コールドプロセス製法 #石鹸の製造法 #リキッドソープ #液体石鹸 #起業 #起業家 #起業女子